タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

これも望遠鏡

 これ、Stellinaという望遠鏡です。

 こんな雰囲気で、簡単セッティング、スマホで見たい天体を指示、スマホ画面で観望。
 43万円です。

eVscope 2 Smart Telescope Overview
 以前、こんな望遠鏡(eVscope 2)も紹介。65万円です。


 価格破壊というわけではありませんが、順次、こういう望遠鏡がどんどん安い値段で、出
てくると思われます。これら望遠鏡の特徴は、
・持ち運び簡単(軽い)
・セッティングが簡単(ほとんど専門的知識不要)
・都市部の光害が激しいところでも観望可能
・見たい天体をスマホで指示するだけ。自動で見たい天体を導入。
・人間の目では見えない波長に対応、見えない星雲も画像化できる
・スマホで観望、SNSにもライブで投稿


 技術的には、
・望遠鏡(小さな口径の望遠鏡でもOK)
・経緯台(数万円で自動導入自動追尾機能を有する望遠鏡架台は市場にある)
・CMOSカメラで画像をパソコン(スマホ)へ
・都会地でも観望できるよう「光害除去」フィルターを使用
・ライブスタック(短い撮影を繰返し電子的に画像を合成する)
 というもので、現時点でもその要素技術は安価で入手可能です。


 まあ魅力はありますよね、手間いらずで、見られるわけですから。


 現在、自分でこのシステムを構築しようと、一部、購入手続きに入っています。
 最小構成単位で15万円です。


 元がエンジニアなので、出来合いのものを買いたくない、自分の工夫を入れたいと考える
浅はかな思いがベースにありますが、一番の難点は出来合いのものには拡張性がないという
ことです。


 ヘンな言い方ですが、StellinaもeVscopeも、寒い戸外でペラペラと星雲星団の写真集を捲
って見るという行為なんですよね。しかも、望遠鏡は組み込まれているのは小口径なので、
より精緻に見たいという欲求には答えてくれませんし、逆に大きな星雲/銀河だと画面に入
りきらないという欠点もあります。


 現時点で考えているのは、まずは最小単位でシステムを組んで、「電子観望」を始める。
飽きなければ、また、もっと多くの天体を見たいと思うようであれば、望遠鏡を大口径に、
経緯台を赤道儀に、ライブスタック技術も様々なものを習得する、、、みたいなことを、
「老後の楽しみ」にしたいと思っています。