コンケーンはタイ東北部の県ですが、多分、多くの日本人にとってなじみの薄い県ではな
いかと思います。人口180万人でタイで4番目に人口の多い県となっています。
　
  そのコンケーンでいくつかの新しいCovid-19抑制に関する規制。

・レストランで飲酒の禁止
・50人以上の集会の禁止
・葬式は3日以内、参会者は50人以下

　レストランでの飲酒禁止は、取り締まる側としては気楽で、飲んでいそうであれば、乗り込んで現場を抑え、営業停止にすればいいだけ。

　集会には結婚式とか、地域の集会とかいろいろあるのでしょうが、事前に警察に相談して、なあなあでやってしまうのでしょうね。

　タイの葬式は長いと1週間以上続きます。喪主が次々と替わるそうです。

　生前の恩義を感じている人、あるいは地域の有力者等が家族に引き続いて喪主になり、毎
日毎日、寺で僧侶による読経を催行し、それに応じて同じ参会者が毎日毎日、葬式に参加す
るそうです。当然のことながら、そうした日数が長ければ長いほど、生前に徳があったとい
うことであり、極楽往生が確実になるのでしょう､､､

　こういった規制を受ける側も大変で、1日でも長く葬式をして、親孝行を示そうとして
も、役所側がそれを認めないわけです。
　会葬者総量規制も、具体にどうするのかは疑問､､､会葬者は基本、お招きするわけではな
く、自主的に参会するわけで、会葬者が50人になったら、もうお堂に入れません、みたいな
ことになるのか。

　多分に精神論的なものなのでしょうね。