日替わり制服に批判集中
バンコク市内のある小学校では、日ごとに違う制服で登校するよう指示がなされている
とのことで、ネット上で多くの批判が集まっています。
月曜日火曜日が通常の制服(写真直上左)
水曜日が体育のユニフォーム(写真直上右)
木曜日が兵士の制服
金曜日がASEANの制服(冒頭写真右)
つい最近、インフレで家計が圧迫されているので、児童生徒の衣服や文房具教科書が
値下げ、無料配布されるなどの施策が発表されたばかりであり、なぜ父兄に経済的な負担を
追加するのかと、批判されています。
一部の学校では、仏教関連の日には白い制服、また、タイの民族衣装着用を規定している
学校もあるようで、同様の批判が上がっています。
兵士の制服を見て「北朝鮮じゃないのだから」とも。
タイの政局は常に、民主化勢力と、保守勢力のせめぎあいですが、民主化勢力は国家統制の一端だと、非難を強めているようです。
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タイは基本、王国であり、国民というよりは、学校は「臣民」を養成する機関と位置付け
られています。学校では大学まで制服があります。自由よりは従順な青少年を求めているわけです。まあそういう国なので、部外者は黙って、行く末を見ているだけ。


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