タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

赤道低圧帯が北方に去る

 Wikiによるとタイを含む熱帯地域では低気圧が単独で存在することは余りないとのこと。


 低気圧って、気圧図で見ると三角錐状に凹になったところなわけですが、便宜上、「L」のような形で記載します。赤道付近では低気圧帯という表現がいいようで、連続的に溝状
に連なっているようです。


 冒頭の気象図を見ると、日本列島から梅雨前線が伸び、その延長上、ネパールから
アフガニスタンの方にかけて、Lが連続的に連なっています。
 これを赤道低圧帯と呼び、風が吹き寄せられるところなので熱帯収束帯とも呼びます。 

 太陽の直射の位置が、夏至の時に、北半球の北回帰線(台湾あたり)まで移動し、その後、
秋分の時点で赤道直上まで戻ります。これに合わせて赤道低圧帯も南北方向に移動し、
7月頃に最も北側に移動し、1月頃には南半球側で最も南側まで移動します。


 図は7月と1月の熱帯低圧帯の位置で、現在、低圧帯はタイから見て最も北側まで移動
したことになります。

 これはタイの降水量です。
 5月~10月までの雨季の期間中、7月の降水量が落ち込んでいます。


 これはタイの雨季に雨をもたらす赤道低圧帯がタイ上空を通過するのが5月頃と9月頃
でありこのころは多雨、現時点7月では低圧帯が中国奥地の方まで移動している関係で、
少雨となります。

 これは今朝の月です。下弦の月。

 今朝3時半に起き出してバルコニーで空を見上げると雲間に月があり星図と同様に、
南の空に土星と「南のうお座」の一等星フォーマルハウトと月でほぼ正三角形の頂点上
に並んでいました。


 まあ実際、雨が少ないとはいえ、基本的に雨季であり、昨晩も20-22時ごろ、タイランド
湾に雨雲があり、パタヤも降雨がありました。
 でも雨季の中でも星が見えやすい時期なので、6月一時帰国して持ち帰った天文機材の調製をしたいと思います。