検査、どっかで見直しすればいいのに、、、
7/11-12で佐藤九段、森下九段が「感染のご報告」ということで、新型コロナ感染が確認されての、対局延期が発表されました。
新型コロナ感染が将棋界にも侵食しています。
プロ棋士で170名近くいますし、如何に注意を払っても、プロ棋士は対局等で外出しな
ければなりません。
行動規制が課されない中、各地でイベント等が再開されていますので、感染者は今後
とも、増加していくのでしょうね。
7/20には深浦九段の対局延期の発表、、、これは「発熱の症状がある」ということでの
もの。発熱外来が満杯状態で、如何に自覚症状があっても、PCR検査できないので、
発熱の症状がある段階での対局延期。
新形コロナの場合、「伝染病」なわけで、発病と同時に、個人への行動制限が課せられるので、厳格な検査をして「認定」するという過程を踏むことになり、発熱外来が満杯に
なってしまうわけですけども。
法律だから、おいそれと変えられないというのはわかりますが、タイでは200円程度の
抗原検査キットを用いて、自分たちで感染認定しています。
そういった臨機な対応ができないところが、日本らしいといえば日本らしいところ。
日本政府としては、簡易な抗原検査導入で感染者数が爆増し、行動制限など国民に人気
のない施策をしたくないので、敢えて、通常の手続きを続けているのではと思ってしまいます。
+++++ 追記
昨日発表の岡部4段発熱の発表。
昨日一昨日、プロ野球読売ジャイアンツで60人近い選手スタッフの感染が発表され、
今更、一人二人、将棋の棋士に感染者が出ても、驚く話ではなくなりました。
ただし心配なのは、岡部四段は前記発熱が発表された深浦九段とともに、7/13-14で
北海道で行われた「おーいお茶杯王位戦第2局」の立ち合い人と記録係だということ。
普通に考えれば、北海道への往復、あるいは対局中に、両人が濃厚接触で感染したと理解
できるわけで、となると対局者である藤井王位/豊島九段は大丈夫なのか?という点。
第3局は7/20-21の予定で神戸市で実施済みで、次回第4局は8月中旬以降なので、仮に感染していたとしても、対局行程がズレることはなさそうですけれど、心配なお話です。



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