サムイ島でロシア人女性、オーバーステイで捕まる
タイ南部の観光地サムイ島で59歳ロシア人女性が、タイでの滞在許可を得るビザを2年以上更新していなかったことが判明し、逮捕前に逃走を図りましたが捕まったとのこと。
サムイ島警察では、10月上旬から島内のオーバーステイ外国人の取り締まりを開始したとのことです。
警察が匿名の関係者からの情報提供を受けて、賃貸住宅に踏み込んだところ、ロシア人女性は、警官の姿を見て壁を越え逃走を図りましたが、完全に壁を越えることができず逮捕。
この女性は674日間のオーバーステイであったようで、さらなる法的措置のためにスラタニ入国管理局に連行されたとのこと。
タイは基本的に、外国人ウェルカムの国ですけど、ビザ無しの外国人に対しては、
自主的な申告者に対しては、
滞在許可満了日から90日を超えて滞在 ⇒ タイ出国後1年間入国不可
滞在許可満了日から1年を超えて滞在 ⇒ タイ出国後3年間入国不可
滞在許可満了日から3年を超えて滞在 ⇒ タイ出国後5年間入国不可
滞在許可満了日から5年を超えて滞在 ⇒ タイ出国後10年間入国不可
これに加え、オーバーステイ1日ごとに500バーツの罰金(上限額2万バーツ)
上記の女性のように逮捕された場合、
滞在許可日より1年以内のオーバーステイはタイ出国後、5年間入国禁止。
滞在許可日より1年以内のオーバーステイはタイ出国後、10年間入国禁止。
となり、ロシア人女性の場合は今後、10年間は入国禁止になります。
10月後半から雨季明けになり、タイは観光のハイシーズンを迎えます。
警察/イミグレとしては不法滞在者の摘発をして、ビザを確実にとらせるようニュースネタを作った、ということでしょうか。
なおニュースには賃貸住宅とありますが、見た目、そこそこのコンドミニアムのような感じを受け、「金がないからビザ更新ができない」ということではなさそうです。
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