先週、パタヤビーチロードで行われた売春婦の取り締まり。
　対象は売春婦とレディーボーイであり、すべての売春勧誘行為を対象にしたものだったようです。

　マスコミ各社が待ち受ける中、私服に着替えた警察官がビーチロードを歩き始めると、警察官の顔は認識されているようで、多くが警察官と反対側方面に逃げ出したとのこと。

　タイでのアルアルですが、警察は取り締まりをするというより、取締りをしているということをメディアにアピールしたいという気持ちが強く、カメラマンが待ち構えていれば、売春婦側も何かあるのだろうとは思うわけです。

　メディアが売春婦たちに取材した結果として、
・一晩で数千バーツを稼ぐ
・客はほぼ外国人

　警察によると
・逮捕された売春婦のうち80％は売春の記録を持つ再犯
・前回の逮捕劇では29名が逮捕され、法廷で1000バーツの罰金が科せられたとのこと

　売春婦側として見れば、仮に逮捕されても昼間、裁判所で1000バーツ払えば、夜はビーチロードに戻って稼げるわけで、逮捕劇が繰り返されれば警官の顔はそのうち覚え、逮捕回避も容易になる､､､ということのよう。

　記事の最後は、「セックス ワーカーは間違いなく今夜戻ってくるだろう」。