携帯会社Trueで携帯の設定変更をしましたが、最初入店するとそこにいるスタッフから何をしたいの？と聞かれるので、「携帯の設定変更」みたいなことを言うと整理券が配られます。

　部屋の角に案内TVがあって、整理券番号〇番は△番窓口へという表示が出ます。
　窓口は6つくらいあって、左側の壁際にパソコンが並んでいるところも窓口の一つ。
　また右端のように特設ブースが出来ているところも窓口の一つ。

　そして、右側にお嬢さんが壁に向かってPCを触っていて、ここが私の指定された窓口。
　そして左側にVideo Call Service。

　これを見て「ああ、平成元年ごろ、これやっていたな」と。

　当時、社会人5年目くらいでしたが、社命により某私鉄で研修をしました。
　1年間の研修で、最初の半年はリゾート事業部、後半半年が鉄道営業部。

　リゾート事業部では一通り、ゴルフ場の作り方を学びました。
　鉄道営業部で私が形を残した唯一のものが、テレビ電話窓口構築業務でした。
　駅構内にパソコン画面を設置して、不動産関連の問い合わせに来た客がいた時に、系列の不動産会社に直通のTV電話が通じるというシステムでした。

　利用者が何人いたか甚だ疑問ですが、当時その鉄道会社は「鉄道事業はやがてなくなる、その時の事業の芽を何でもイイから探し出せ」ということが社長の指示で、駅機能の高度化という感じで取り組んだ事業の一部でした。

　今から思えば、10年も20年も30年も先駆け過ぎたことでしたが、タイでVideo Call Serviceなんていうものを見ると、まだちょっと先かもしれない、あるいは今はもう世の中が追い越して、携帯のネット経由でいろいろな資料を検索する世の中だよな、と。