タイ国鉄では日常のこと
タイ国鉄の始発駅がファランポーンからバンス―ジャンクション駅に移転した初日、ドンムアン空港の駅で最大3時間以上の遅延が発生、、、というニュース。
中央駅の移転に伴い、地上を走っていたタイ国鉄の一部が地上から高架に移り、ドンムアン駅も地上駅から高架駅へ。
ただし走っている列車は従来のタイ国鉄車両、運行担当もタイ国鉄なので、大して変わることもありません。
この辺の事情が分からない外国人旅行者は、空港から地面を歩かずに列車に連絡できるので、じゃあ、タイ国内の移動は列車にしよう、、、と思った人が多かったのだと思います。
記事では3時間以上の遅延とありますが、タイ南部に行く南線では常態化、タイ北部への北線でも1時間は普通の状態。
日本人の多くが「電車」という言葉を使いますが、バンコク市内は別として、地方に行くタイ国鉄は電車ではなく、気動車、、、すなわちディーゼルエンジンで動いています。バンコク市内ではタイ国鉄の高架化や新中央駅ができて、さぞかし便利になったと勘違いしている人が多いですが、中身は旧態依然であり、「その日のうちに希望の列車に乗れればいいや」と思って利用するのがいいと思います。

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