朝の実験② 交流出力⇒直流出力
昨日に引続き天体望遠鏡システムの電源消費についての実験。
実験というか試験なのですが、連続的にやればいいじゃないかと訝しく思う方もいらっしゃるかと思いますが、実験そのものものに3時間程度かかり、実験後にポータブル電源を100%の充電量に戻す時間が必要で、結局、1日に1条件しか実験できません。
また、なるべく実験条件を一定にしたいという思惑もあり、午後になると気温が上昇しバッテリー消費にも影響しそうなので、実験は午前中に行おうと思っています。
今日は、昨日と同じく
・赤道儀は星を追尾するモードで星を追いかけるように作動させる
・冷却カメラ含む天体カメラ2台を制御ミニコンピュータに繋ぎ作動させる
という条件とし、昨日と異なるのはポータブル電源からの出力を直流として赤道儀に繋ぎ、赤道儀からミニコンピュータに給電するようにしています。
ちなみに初日(昨日)はポータブル電源から交流で出力し、電源コード内の変換器で直流に変えていました。
青が交流出力、黒が今日実施した直流出力です。
結果を見る限り、交流⇒直流の変換でロスが生じていたようで、直流出力で繋いだ方が稼働時間は伸びるようです。
黒の計測が50%のところで途切れています。これはこの時点でミニコンがピーピー警告音が鳴っており(=原因不明)計測を途中で止めたからです。
ただし計測結果だけ見れば、一様に減少してきたものが交流の場合と同様に、若干お辞儀する形になっているのが見て取れ、外挿すれば210分(3時間半)程度のバッテリーの持ちなのだろうことは推定できるかと思います。
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一晩の星見で、仮に午後7時から星を見て翌日朝5時まで電源を使用するとすると約10時間の稼動が必要条件になります。
バッテリーは何種類か保持していますが、1台で5時間程度持たせ1回入れ替える程度にしないと準備が大変です。
次の実験としては、赤道儀のみをポータブル電源駆動とし、ミニコンには別途電源を用意して、ポータブル電源で5時間程度持たせることが可能かどうかを確認したいと思います。
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