クリスマスの夢
クリスマスイブの日、Xに流れた投稿
Askar社の小型アポクロマート鏡筒を5本搭載した天体撮影システム。
撮影用鏡筒が4本で、オートガイド(赤道儀制御用)の鏡筒が1本。
オー、、、と。
私も上掲写真で使用されているFMA180という鏡筒を1本所有しており、新型が出たこともあり旧タイプ(=私所有)が40%OFFのセールス中。
あと2本ほど買い足して多連装望遠鏡を組んでみたら、、、とちょっと夢想。
アクロマートで星雲を撮る(あぷらなーと) - YouTube
一般には多連装というようですが、星空を LRGB(白色光+3分色)とか輝線星雲をHα/OⅢ/SⅡスペクトル分光して撮影し、現像段階でこれを合成して撮影するというもの。
輝線星雲の撮影だとコントラストの良い写真が撮れるようです。
1本の望遠鏡でフィルタを変えて撮影して後で合成するというのが一般的ですが、時間を節約するために多連装にして一発で撮影を完了させようとするのが多連装システムです。
財布の中身と相談するためにざっくりと概算金額を算定
冒頭写真でシステムを組むと、
FRM180鏡筒が一本あるだけなので追加で2本購入
輝線星雲の特徴的スペクトルHα/OⅢ/SⅡを3本の鏡筒で撮影するためのフィルタ
鏡筒1本に対して1個の天体用モノクロカメラ、よって計3台
赤道儀の上に多数本の鏡筒を載せて方向制御するための取付金具(最低限)のもの
を追加購入すると表の通り。
まあ幾ら鏡筒がセールス中だからと言って、追加鏡筒、フィルタ、カメラなどがごっそりと新規購入が必要となりお安くないですね。
諦めるために問題点を列挙すると
・FRM180鏡筒はF5.5と星雲撮影用としては暗く撮影に時間がかかる
・金額に盛り込んだ天体カメラは非冷却であるためノイズ除去の手間がかかる
・3本の鏡筒の画角を合わせる作業は実際のところ大変な手間
・カメラが3台だと3台分の撮影機材(PC/タブレット)の操作が必要
などなど
多連装は撮影時間が3本重ねることとで時短になりそうですが、前後の調整が大変そうだなと。
FRM180鏡筒2本と天体カメラ3個をお買い物カートの中から削除。
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