フィルターホイール考
天体カメラにはフィルターが必須で、これなくして「普通の写真」も撮影できません。
常時5枚程度のフィルターをとっかえひっかえ使っていて、かつ一晩の内でも暗い中でゴソゴソ探し出し、フィルターをねじ込む作業を続けており、結構面倒で時間のかかる作業です。
フィルターを同心円状にはめ込んで、適宜回転させることによってフィルターを交換できるようにしたものがフィルターホイール。
電動と手動がありこれは追々考えるとして、次回一時帰国での持ち帰りを考えています。
Φ203とかΦ120に取り付ける予定ですが、フィルターホイール自体20㎜の厚さがあり、望遠鏡のレンズと天体カメラセンサーの間にこれを入れることにより、ピントがどうなるかを検証、、、
① 現状のピント位置。
望遠鏡から30㎜繰出して合焦しています。
② フィルターホイールの代わりに29㎜延長筒を仮に入れてみて、合焦するか確認したところ、繰出し長をゼロにしても合焦しませんでした。
結局、カメラの前面側についている黒い延長筒部分を最低限フィルターホルダー分程度短くする必要があるようです。
現時点で40㎜の延長筒が付いていて、接眼側から2インチサイズの接眼鏡や接眼鏡ホルダーが挿入できるようになっています。天体カメラを使う場合、この2インチサイズを挿入できる機能は必要ないので、ここを短くすることができそうです。
左が現在使用している40㎜長の延長筒で、これを右の9㎜長の径変換リングに変更すれば31㎜分の余裕ができます。短めの延長筒が調整に必要ですが、これならピントが合いそうです。
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