トールの兜星雲
おおいぬ座のNGC2359 トールの兜星雲
改めて調べると、トールは北欧神話の神様の名前。
パッと見た感じバイキングの兜のように見えるため。
区分でいうと輝線星雲で、「短期間で超新星となる前の段階」(wiki)。
太陽質量の25倍までの恒星はいわゆる主系列星として比較的安定的な恒星としての時期がありますが、太陽質量25倍以上の非常に大きな重い恒星は、非常に速いスピードで水素の核融合が進み、その後ヘリウムの核融合段階で強い恒星風のために重力による束縛を振り切って恒星外層が吹き飛ばされ、これが散光星雲として光り輝いて見えるもの、、、とのこと。
天体カメラのセンサーやフィルタ表面には種々のゴミが付いていて、これがピント位置により画像に見えてきます。また一般に望遠鏡中心で精度合わせをすることもあり、写野周辺で画像が暗くなる(=周辺減光)現象が生じます。
これを除くためにフラットという画像を撮影して撮影画像を調整する必要があります。
現時点でΦ120鏡筒以下の口径でフラットを撮影する器具が揃っていますが、Φ203㎜用の機材(トレーサー光源 or 刺繍枠)が手元にないため、上記はフラットによるゴミ取り等が出来ていません。
前掲、トールの兜星雲の総露光時間は1時間。
ボタンを押してしまうと基本的に暇になるため、もう一台の赤道儀を出していろいろと検証。
左隅に青く見えるのが前日に購入したベランダ用扇風機です。
最高速で充電は1.5時間持ちます。実際には給電すれば一晩でも使えます。
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