夜間外出禁止令下で2000人の列
事実を簡潔にまとめると、
① 毎週木曜日の午前9時からノルウェー人教会がフリーフードを行うので、午前1時ごろから列を作って人が並び始めるとのこと。
② パタヤ警察が夜間外出禁止令下であり、解散せよ帰宅しろ、、、と指示したが、一部はそのまま残り、列はどんどん伸びていった。
③ 写真に見られるように、人々は間隔を狭め、長時間(朝の9時まで)路上に並んでいた。
フリーフードを行うことを非難するつもりはありません。
パタヤは観光客がいず、ホテルも閉鎖で失業者で溢れ、失業補償を得られる人は良いにして、社会保障の枠外の人たち、すなわち、もともと正業と呼べるものに就いていない人たちは、政府支給金も得られず、その日の食事に困っているのも事実です。
でも、このフリーフードを実施しているノルウェー人教会、ノルウェー人たちは、自分たちが行っている慈善事業で、反って社会不安が生じているということを、どう思っているのでしょうか。
このフリーフードは1か月以上も前から実施されており、毎週木曜日、このような感じの状況になっていたそうです。
時間を調整して夜間外出禁止令にかからない時間帯にするとか、市と調整して屋根があって、人々が待てる場所で開催するとか、他のやりようがあると思えます。
また、深夜にもかかわらず人が2000人も並ぶというのは、長時間並んでも得するような比較的高額なものを配っているのかもしれません、、、混雑しないよう、少額のものを複数回に分けて配給するなどの方法もあるはずです。
つい先日もパタヤで、食べ物に困っている人に一律1000バーツ札を配布しようとした外国人が、開始早々、1000バーツ札の束を強奪され、配布会が中止になったという事例がありました。
金持ちが自分の金をバラまくのは、如何なる時でも個人の勝手なのだろうか、、、いくら何でも一人1000バーツ配布はないだろう、、、とは私は思いますが。
(為替だけ考えれば1000バーツは日本円で3400円くらいですが、所得差を考えると10000円以上の貨幣価値だと思います)
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