ファランポーン、確実に閉鎖
ファランポーン、タイ・バンコク中央駅が、11月に確実に鉄道サービスを停止するとのこと…めでたしめでたし。
タイ国鉄は莫大な国費を使って、郊外にバンスーセントラル駅を整備中で、計画ではこの駅からすべての列車は出発するようになっており、タイ国鉄のファランポーン駅~バンスージャンクション駅間は廃止されるよう計画されていました。
なお、バンスーセントラル駅から市内方面には地下鉄が整備されていていますので、問題はありません、、、
しかし、1年ほど前、タイ国鉄は、バンスーセントラル駅が供用を開始しても、ファランポーンまでの線路を残す、、、みたいなことを言い出し、どうなるものやらと思っていました。いつもの、既存権益を手放したくないという役所仕事の典型例です。
でもなぜ、ほとんど利用されていないタイ国鉄のために、莫大な費用をかけて広大な操車場と立派な新中央駅を整備したかといえば、立体化されていない国鉄線を市内に導きいれることにより、何カ所もの踏切があり、列車通過のたびに周辺道路交通が渋滞するからということであり、新駅建設により都市内渋滞を解消したいということでした。
国鉄側も東急世田谷線のように、信号が変わるまで線路上に列車を止めて待つ、、、みたいなことをやっており、これによりダイヤが乱れてもいましたので、道路/鉄道の利害が一致した解決策であったはずです。
なお個人的にファランポーンの駅舎を残すことに、反対はありません。名所旧跡として新たな観光資源として、今後利活用すればよいと思っています。
ということで、11月の新中央駅開業に向け、順次、ファランポーン発の列車を減らしていくという記事。いつものようにまだ何も決まっておらず、決まったら公表するのでという内容。
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。