タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

カノープス南中高度

 全天で2番目に明るいカノープスは、タイでどのくらいの高度で見えるのか?
 今朝、ゴルフに行く前に気になって調べましたが、わからずじまい


 カノープスは長寿星とも呼ばれる星で、南の空低くにしか見えないため、山があったり、
 街の明かりがあるとかき消されてしまい、非常に見つけにくく見るのが難しい星なので、
 滅多に見えない星なので、長寿星と古来呼ばれていました。

http://star.gs/
 カノープスはりゅうこつ座のα星。明るさはマイナス0.7等級です。
 図は朝5時40分時点でのバンコクの空を示しています。
 南の方向の地平線近くにりゅうこつ座が見えますが、カノープスの表示はありません。
 りゅうこつ座は西の地平線に沈もうとしており、カノープスを見るには遅くても朝4時、
 あるいは3時ごろでないと、ダメそうです。


 ちなみにこの時間帯だと、南の方向の若干東側に南十字が見えるようです。
 あまり見た覚えがないんですよね、、、

https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2020/02-topics02.html
 国立天文台のWebサイトから、「カノープスの見つけ方」。
 冬の大三角形のプロキオン、ベテルギウス、シリウスを使ってカノープスに辿り着く
 方法を示しています。


 物理的には福島がカノープスを見られる限界ですが、現実は、関東平野からはほぼ無理。
 関東でカノープスの写真を撮れば、「天文ガイド」などの写真コーナーに採用される
 くらい珍しいものです。


 那覇での南中高度は11.2度。星々は天の北極と南極を結んだ軸周りに回っているように
 見えるので、南中した時が最も高度が高くなり、那覇くらいからなら見えそうです。
 パタヤでの値を計算すると24.6度になります、、、無理なく見えます。


 ちなみにパタヤの北緯は13度なので、パタヤでの北極星の仰角も13度。
 那覇でカノープスを見るよりは楽かなという感じ。