ゴルフ場に行く頃の南天
10代から学生の頃までは、天文少年、天文部員だったわけで、就職しても自作望遠鏡は
転勤のたびに持ち歩きました、、、包みをほどかずに。
ベトナムに駐在していた時、多分、星空はそれなりにきれいだったのでしょうけど、
南天の星を見上げることはありませんでした。日本では見られない星々があったのに。
今、ゴルフ場に行くのは日の出前20-30分前。
日の出1時間くらい前から天文薄明が始まっているので、実際には日の出2時間くらい
前に起き出してパタヤで見える南天です。
南十字がちょうど十字架のような位置取りで見えます。
ケンタウルス座の主星Alpha Centauriが南東よりに見えます。
日本だと沖縄で見える程度。太陽から最も近い恒星で4.3光年の距離。0.14等星です。
これは12月頃のパタヤ夜明け前の星空です。
αケンタウリから南十字星にかけて、日本で見られない南天の銀河があります。
一年間、「Stellarium Web」をぐるっと回してみましたが、この辺りの星空が、
日本からでは見えなく、かつ、見栄えのする星空のようです。
高度が低いので、パタヤでは見事な天の川を写真におさめることは難しいでしょうが、
シンガポールインドネシア方面に旅行に行った際は、ぜひ撮影したいものです。
ちなみに、9月頃だと、Large Magellanic Cloud(大マゼラン星雲)が南中します。
高度的には5度以下なので、よっぽど空が澄んでいないと難しいでしょうが。
英語だと、「大きなマゼランの雲」。大航海家マゼランの名前をとったものです。
Googleで写真検索すると出てきますが、とりとめもない雲のように見えます、、、
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。