超小型コンピュータ
これが電視観望のイメージ写真です。
望遠鏡の端部に赤い箱がついていますが、天体専用カメラです。これで撮影した天体のデ
ータをパソコンに取り込んで、その場でスタック合成して雑音を消し、薄い光を増幅し、ま
た人間の目には見えない波長の光からなる星雲を見えるものにします。
この場合、データ処理と星雲を画面に映し出すパソコンが必須のものとなります。
なかなかいい写真がなくて、わかりづらい写真ですけれども、黄色い矢印で示したものが電視観望用の最新型の超小型コンピュータです。大きさは見ての通りでタバコの箱程度。
この1台で、
・ガイドスコープからの画像で赤道儀の追尾移動を制御する
・スマホ画面等からの指示により、対象天体を主望遠鏡の視野に自動導入する
・カメラのピント調節を行う
・カメラ感度、シャッタースピード、シャッター等カメラの制御を行う
・カメラからの画像を理想的な色合いに自動調整する
・画像のスタック合成を行う
・電源ユニットとなり、機材全ての電源を管理する
、、、
これだけのことをして4万円弱。
観望者はスマホ/タブレットでこの小型コンピュータを制御して、画像はスマホ/タブレッ
トで見ます。気にいった画像は小型コンピュータやスマホに保存し、SNS投稿や画像共有
で、参加者が見ることができます。
問題は人気商品で、手に入らないこと。予約が必要で、いつ手に入るのか???
当面は携帯パソコンで苦労してもいいのかなと、今時点では思っているところです。
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