バンコク市内のある通りでは、現金正価1枚80バーツの宝くじを1枚55バーツで販売しているとのこと。

　記事によれば、「美しくない番号の宝くじ」が売られているとのこと。
　定価の68.75％です。

　美しい番号の宝くじが120バーツとか200バーツそれ以上で売られている一方、美しくな
い番号の宝くじが55バーツで売られているというのがタイの現実。

　政府からの払い出し価格は70.4バーツなので、1枚当たり15バーツほどの持ち出しになり
ます。､､､もちろん商売が成り立つためには、そういった美しくない宝くじを買い取る業者
は、もっと低い値段で買い叩いているのでしょうけど。

　タイの宝くじの控除率（胴元が取る金額の割合）が幾らか不明でが、日本の場合はおおむ
ね54％とのこと。すなわち、宝くじ1000円分買うと、540円は胴元の政府/銀行が差し引
き、残った460円を購入者が分け合うというシステムのようです。

　仮に、タイの控除率が日本と同程度だとすると、購入者の手に分けられるのは80Ｂ×0.46
＝36.8Ｂなので、55バーツで買っても、大数の法則に従えば、買い手側は損するわけですけ
ど、仮に一発逆転で宝くじを買うのなら、当然のことながら、このバンコクの路地で買うべ
きなのでしょうね。