昨晩の星見
昨晩は日暮れ後1時間ほど、電視観望。さそり座アンタレス付近を見ようとアンタレスを導入したところで雲が覆って来て、早めに就寝。
午前2時にアラームをかけて起き出すと、まあまあの星空。
望遠虚のアライメントを取る星が、いつもだと1個くらいしか見えないのですが、木星とカノープスが見え、キッチリとセッティングできたつもりでした。
そのまま大マゼラン雲を観望。
起床時間を2時にセットしたのは、大マゼラン雲の南中が2時半ごろであるため。星は南中時に最も高く見えますが、それでも高度は7.5度。
分厚い大気とパタヤの光害に最も邪魔されるエリアに見えるはず、、、です。
ちょうど真南は二つのビルの間。最初に鏡筒を向けた時は左のビルに隠れている状態。
仰角が低く大気の厚さに邪魔され大マゼラン雲本体はカスミの中でしたが、横にはみ出すタランチュラ星雲の姿を捕らえることに成功、、、でも課題が2つほど。
タランチュラ星雲のもっとも光り輝くところが左上に見えています。またその下に2つほど白っぽい部分が見えていますが、全てタランチュラ星雲の一部です。また緑の部分にも微かに星雲が写っています。
課題①
左の赤い部分です。
右側ビルの左端に1本ライン状の照明が迷光として鏡筒の中に入り込んでいるらしいこと。これは今日、自作フードを作って対策をするつもりです。
課題②
画面右の方の星を見ると星が線状に流れています。よく見ると星が画面の中で円を描くように回転移動しています。
昨晩はこの現象に悩まされ、いろいろ触って分かったのは、望遠鏡三脚の水平が取れていなかったことで、これに気が付いたのは午前5時前だったので、修正せず、本日の観望終了
M42オリオン座大星雲
上記で述べた課題②は解決していない状況ですが、1分ほどの露光時間なので星の回転移動は小さく抑えられているので、微細な部分まで撮影できています。
結局5時まで電視観望、今朝のパタヤは22度、今シーズンで最も冷え込んでいます。
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