タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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玉響現象 あるいはオーブ

 玉響現象(たまゆらげんしょう)、英語ではBackscatterというそうですが、主として写真に写り込む光球(オーブ)とのこと。

 実は、流星観測用の防犯カメラですが、何か異常な情景が写ると短い動画が記録され、持ち主に警報が届きます。
 上掲写真にボアッと縦、横に白いものが写っている動画が警報動画です。


 動画は12秒録画にセットされており、そのすべての時間に、まるで虫が飛んでいるような光跡が写っており、「なんだ、流星じゃないんだ」と削除するのが面倒なほど、警報画面が溜まっていきます。


 当初、これは赤外カメラの赤外線に反応した虫の飛行軌跡だとする方がいて、ナイトビジョンモードで赤外線領域まで拡張して撮影するものの、カメラ前面からの赤外線放射をやめたところ、一挙に警報動画が少なりました。


 ただしよく考えてみると、それなりに風の吹いた日でも、羽虫が風に流されるわけでもなく、少なくとも肉眼で羽虫を確認できませんでした。


 しばらくたって、「これはオーブだ」という人が現れ、wikiで調べてみると、なるほどと納得。


 今回の場合、赤外線を照射して侵入者を捕らえやすくした機構だったわけですが、この赤外線で空中の微細な水滴やほこり照らされ、写り込んでしまったようです。
 特に自動ピントのカメラだと、被写界深度が深い(ピントの幅が広い)ため、遠景の星空を写しつつ、カメラのごく手前のオーブも写真に写してしまったようです。


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 なお、自称心霊学者の中には、「その内部に意識体が入っている」と主張する方もいるようです。