「行く行く詐欺」化しているバリ島遠征。
　年初の計画では5月6月にもと思っていましたが、現時点でも7月の予定はなし。

　想定観測地は、バリ島最大の都市デンパサールから80㎞ほど離れた標高1000m近い場所なので、空の暗さ的にはまあまあ満足できる状況だとは思っています。

　星空が満足に見える「快晴」がどれくらいか？を調べると、あまり空の良さそうな場所ではありません。

　上記はバリ島で想定している天体観測地の雲量を示すグラフです。
　雲が少ない天体向きの月は8月ですが、それでも快晴は20％以下。
　南半球でこれ以上の空を望むのはオーストラリアあたりまで行かないとだめなので、まあこれは我慢するしかありません。

　南半球バリ島に行く目的として、
① パタヤで見ることのできない南天の天体を見る
　大マゼラン雲、小マゼラン雲など。
② パタヤが雨季で星空が見えない時期に天体を見る

①についての言い訳
 実は、7月にバリ島に行っても、大マゼラン小マゼランは見えません。
　大マゼランは終夜、地平線以下で、小マゼランは明け方に昇ってきます。
　大マゼランと小マゼランをそれなりの仰角で見ようとすると9月あるいは10月以降にならないとムリという状況です。､､､ただしこれは計画当初からわかっていたことです。

②についての言い訳
 パタヤは現在雨季なのですが、7月に入ってから数日に一度は天体観察ができるようになっています。一晩最大でも2-3時間程度ですが、望遠鏡で星が見えれば海外遠征に行こうという気概は萎えてしまいます。

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　超概略で遠征費用を算出してみました。

　航空券代は上表に預け荷物代を加えると往復で6万円くらい。

　ホテル代はピンキリですが、現在の価格で500-1000バーツ程度のホテルもあり、日本円だと5-6000円程度で選べるようで5泊するとすれば3万円程度。
　空港⇔現地移動往復で、タクシー利用で2万円程度。

　ざっくり、5泊想定で10万円くらいになります。
　正直、10万円あればまだまだ天文機材に投資したいと思ってしまいます。
　今年バリ島に行くとしても、9月10月くらいかな､､､