タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

ロシア・ルーブル

 タイには80万人以上のロシア人が戦争を避けて一時滞在しているようです。
 彼らは暗号資産や中国クレカでタイでの出費を支払っているようです。


 中国クレカがどこの口座に紐づけられているか不明ですが、ロシアの口座だと為替変動直撃ですね。


 2022年3月11日に最安値134ルーブル/ドルになって、このころパタヤではルーブルの取引は停止されていました。この頃はロシアのウクライナ侵攻直後で戦況的に一番不透明な時期だったからでしょうかね。


 その後一転してルーブル高になり、侵攻前よりもルーブルが強くなり、この頃はウクライナはきーうを占領されてロシア支配下に置かれるとして、戦争の早期決着を市場は見ていたのでしょうね。
 興味深いのはウクライナが反攻を開始し、ほぼ現在の勢力図になった時点でも相場は動かず、この頃は両陣営の境界線が停戦ラインになって終結すると世の中は見ていたようです。


 実際には昨年12月頃からじりじりとルーブル安が進行し、直近で100ルーブル/ドルまで急上昇。
 これは市場がウクライナはこのままでは諦めずに戦争は今後も継続し、そしてロシアには押しとどめる余力がなく、今後じりじりと本来の国境際まで追い返されると見ているのでしょうね。


 他人事ですが、通貨ベースの貿易は成り立たない感じですね、、、原油〇万バレルで支払みたいなんでしょうか?


 パタヤにも多くのロシア人が滞留していますが、現時点であまり大きな問題は起きていません。
 結局、派手な遊びをするほどの経済的な余裕はなく、郊外の安めの住宅地でカツカツと暮らしているという感じで、一時期の旅費が無くなって自暴自棄というニュースも最近はあまり見かけなくなりました。センタンには多くのロシア人が涼みに来ます。彼らにとっては手軽なレジャーなんでしょう。ソフトクリームを食べて帰るという感じのようです。


 最近は不動産取得で長期ビザが取得できる仕組みができたので、金のある人たちは不動産を購入して腰を落ち着ける態勢のようになっていて、プーケットではロシア人による不動産ブームが巻き起こっているとのこと。