言わなかったタイの宿の選び方
バンコク行でバスの中で同席した日本人27歳青年のこと
泊るところとしてジョムティエンビーチを勧めたところ「私もそう思っていました」とのことで宿泊したいホテルの予約サイトの画面を見せられました。
3泊で5800円、1泊460バーツほど。如何にパタヤ中心街ではないとはいえ安すぎる宿。
場所を見るとジョムティエン中心部から4㎞ほど離れた場所で、しかもビーチから遠いジョムティエンセカンドロード沿いの宿。
私が言ったのは、
・場所が中心部から遠すぎ、付近にはコンビニも外国人相手の飯屋もない
・ビーチ沿いではなくセカンドロード沿いなのでビーチに出るまでに10分近くかかる
・地図を見ればわかるが黄色のエリアが人の住んでいるところなので、灰色のところは周りが原野/閑散地で一般旅行客が泊るような場所ではない
実は、宿泊先がホテルではなくマンションとなっていたのも✕な理由でしたが、上記を説明したところで、「じゃあ別のところを探します」とのことだったので、宿泊先選びについてはいったん終了。
私自身はその後寝てしまい、パタヤ近くになって起きてから聞くと、やはり当初の遠く離れたマンションに宿を予約したとのこと。
私曰く、
マンションの場合、ホテルのような受付ロビーはない。
マンションにつくと電話番号が記載されていてそこに連絡をして管理人が来るか、
マンションから離れた遠い場所まで出向いてチェックインする必要がある。
彼曰く、
実はそうなんですよね、よくわからないところを示されて、ここに来いとなっています。
チェックアウトの時もそこまでカギを持っていかないとだめなんでしょうかね、、、
気休めにしかなりませんが、チェックアウトの場合、一般に部屋の目立つところにカギを置いておけば、特別なチェックアウト作業は不要と説明。
聞く限り、東南アジアを色々廻って擦れている人ではなさそうなので、ちょっとは苦労した方がいいのでしょう。
別れ際、電話番号くらい教えようかと思いましたが、彼からその要望もなく、「困ったときはここに連絡してね」というほど私も優しくないので、バスターミナルで別れたなりではあります。
補)
私は鳥見旅行などに行く場合は500バーツ前後(2000円)の宿を探します。
鳥見の場合一般には1泊限り、夕方着いて早朝出るだけなので、泊れればいいやという程度だからですし、車で回りますので郊外の市場まで自動車で買い物にも行けます。
もちろん、鳥見や星見で3泊とかする場合は、周辺環境や市場まで歩いていけるかなど考えちょっと高めでもいい宿を選びます。
補2)
ちなみにこの青年、香港がイギリス統治下にあったことを知りませんでした。
1997年が香港返還なので、私みたいに歴史同時進行でニュースを見てきたわけではないにして、一般教養を持たない青年ではありました。
自虐的な歴史観を持てとは言いませんが、外国に住むのならその国の近現代史について新書一冊でいいから読むべきだと思います。アヘン戦争前後での英仏の振舞、日清戦争、その後の太平洋戦争に繋がる日本の侵略、帝国主義。
卑屈になる必要はないですが、知っておくべき基礎知識です、、、あるいはまた中国の学校で日本についてどう教え込まれているかの一端を知る手掛かりになります。
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