昨晩の夜空
午後11時に目覚めて夜空チェックすると天頂付近に星。
感覚的に3時間は✕だろうと、午前2時にアラームを掛けて再度就寝。
午前2時ちょっと前、アラームが鳴る前に目覚めベランダに出ると随分と雲が薄くなり、南東にシリウス、北西に木星。
事前に思い描いていた構想として、
・シリウスBチャレンジ
・木星面観察
シリウスBは全天で一番明るい恒星であるシリウスの伴星Bを見るという計画。
シリウスが非常に明るいのと近接しているため、2つの星が分離して見えるのは、①空の状況が非常により、②高精度な望遠鏡という二つの条件があり、今までは②が欠如していましたが、Φ203を入手したので見られるかな、、、、
上記写真は上の矢印シリウス、下の矢印カノープス。
関東だとカノープスは地平線ギリギリであり、私自身、カノープスを見たのはタイに来てから。
結局、南東は雲が多そうであり、木星の見える西から北西は雲が薄いため、前夜に引続き木星を観察することに
木星の写真を撮りながら、各種機材の作動確認をするのがこの日の眼目。
① 電動オートフォーカサ
電動ピント調整装置にはfastとslowのスイッチがあり、切り換えながら木星の衛星の大きさを見ながら作動確認。
ピントノブを廻しての調整は低倍率の場合は問題ありませんが、木星など高倍率で観察する場合、視野がブレブレになり合焦具合を確認できません。
特に天体カメラを通して星を見ていると、パソコン上の画像にはタイムラグがあり、ジャストピントを確認できません。電動フォーカスにするといわゆる手振れが無くなりますので、当然のことながら合わせやすくなります。
昨晩は「オート」を確認しませんでした。アプリを通すとピント調整もオートになります。明晩以降の確認事項です。
② オートガイダー
オートガイダーは赤道儀の動作ずれを小型望遠鏡で確認し、ズレと反対方向に赤道儀を補正する機構です。
これについて私がやったことはケーブルをつなぎボタンを押しただけでした。
でも、昨晩は木星だけを2時間ずっと見ていましたが、望遠鏡視野から木星が出ることはありませんでした。従前は数分おきにハンドコントーラーでズレを調整していましたが楽ちん楽ちん。
ただし視野の中では木星は大暴れ、ズレの検知とどこまでのズレを許すかでガタガタ動き回るようです。この辺りの微調整はこれから。
空の方は木星に雲が被ったり出て来たりという状況。
木星は動画で撮影しますが、最大でも1分程度で、雲が出て来た段階で一コマ分の撮影は終了。そしてその1分の中身も、ジワジワよくなったり悪くなったり。
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