最近は室町時代
夜、星を観ている時、ベランダ観望であれば居間に移動して何か作業をしますが、星見遠征だとひたすら時間が過ぎるのを待つだけです。
2台体制で星を観ていればもう一台の面倒を見るわけですが、前回のラン島では1台体制で、イスも満足にない場所だったので苦行に近い状況でした。
そんな中、スマホでYoutube番組を視聴していましたがテーマは室町時代。
現時点で聞いているのはこの左京大夫政元さんの解説動画。
だいたい、「細川政元って言われても誰?」という感じですよね。
私は一応、日本史を受験項目に選んでいますが、当時、習ったのかな?という人。
20分バージョンと2時間越えバージョンがあり、上記だと5年前の動画であり現在も新しい動画を投稿されているのでまだまだ聞き切れていませんし、一度聞いたくらいだと登場人物の名前も覚えきれないし人間関係も繋がらないので、2回3回と聞いています。
「大田うしいち」さんの動画。名前は信長公記の大田牛一からとったものと推察。
流れ的にいうと織田信長メインの動画だったようですが、NHKの鎌倉殿の13人を機にしたのか鎌倉時代もカバーしているようです。
この動画は鎌倉末期の幕府の実力者平盛綱の解説動画
「しかかく」さんの動画。
熊谷氏といえば熊谷直実の関係かなとは思いますが、宍戸氏って?
毛利元就と関係した一族のようですが、、、
その他、小和田哲男さん、呉座勇一さんの動画も星見の友達です。
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歴史の面白いところは、歴史として起きた真実は一つしかないのですが、それを歴史家が見ると様々な解釈が生じることだと思います。
例えば織田信長だと、
・織田信長は保守的な人間であり、天皇/幕府を盛り立てようとした
・多くの先行する諸大名の政策を上手く取り入れていていった政治家である
歴史的文献を丁寧に読み込んで研究が進むと、歴史上の人物にも新しい光が当たります
織田信長という人物像は、明治から昭和にかけて作られた改革者/革命児な姿を学校で教えられましたが、歴史研究が進むと全く違った人物像になっているようです。
ただし歴史を題材とした小説やコミックなどでは、旧来の革命児的な描き方でないと読者
が満足しないので、旧来の解釈を歴史事実として描いている、、、
また楠木正成も私は歴史の時間に「大悪党」だと習いましたが、当時の「悪」は強いという意味だと学びました。今の大勢の解釈では真の意味での「悪党」だったようです。
後醍醐天皇を助けたという意味合いで義賊的な解釈がまかり通っていましたが、文献を丁寧に読んでいくと楠木の所業はまさに悪党、悪人、ヤクザ的な人物であったようです。
室町時代の歴史を知ることは、
知らなかったことを学ぶ
新しい解釈を知る
という二つの意味で知的好奇心をくすぐられます。
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