タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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山本師

 山本義隆先生の旧著が大幅改定されてちくま文芸文庫から出版されるとのこと。


 駿台予備校に通っていたころ、山本師の物理の授業を受けました。駿台では講師には「~師」と付けていたので、「山本師」。


 山本師は、
・東大全共闘議長を務め、逮捕され、一生を在野の学者として活動されています
・ごくごくたまに、講義の合間、全共闘時代のことを断片的に話されましたが、こちらは???でした。
・高校物理(受験物理)に微積分を導入したことで有名でした。


 山本師の略歴は、以下wikiで。


 高校物理といえば、公式を暗記して、それに数値を代入して答えを求めるというやり方が一般的でしたが、駿台では毎度毎度、運動方程式を作り、微分積分をして答えを求めるやり方を講義で行っていました。


 質量✖加速度=力のバランス


 非常に新鮮でした。
 物事の本質を理解して、問題を解いていくということが実感できました。
 今思えば、汎用性のある解答方法です。力のバランスさえわかれば、あとは数学の問題に帰着できるわけですから。


 小生の受けた大学の二次試験は英語数学物理化学でしたが、もう一人の物理講師坂間師の講義も合わせて受講、物理はこれで完璧でした。

 上記2冊は、そんな受験時代、、、いまから半世紀近く前を懐かしんで、一昨年購入した山本師の本。まだなかなか読み進められませんが、これを機に、ざっくり読みましょうかね、、、