タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

Pattayaでのリタイヤライフです。旅行/日常生活/ゴルフ/鳥見/タイ語学習

7月以降、タイ人向け検疫施設閉鎖

 やっぱりそうすべきだよな、、、という記事。


 現在、海外からの旅行客に対しては14日間の検疫が義務付けられています。


 外国人の場合、タイへの出発前にタイへの入国許可を得る必要があり、この際、ASQ(代替え国家検疫施設)の予約確認書が必要となっています。ASQはホテルのことですが、このホテル内の自室に14日間缶詰めになり、毎日毎食あてがわれる弁当(料金により日本食等も頼める)を食べて過ごすことになります。入国時等に検査が行われますが、これらの費用全てが旅行者側の負担になります。


 タイ人の場合は、SQ(国家検疫施設)に入ることになりますが、ここでの費用(宿泊費+食事代、その他検査費等)は無償となっています。


 7/1以降、タイ人向けのSQが廃止になる、、、すなわちASQに統合されるという記事です。

https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2130863
 公共保健省は6月末に、海外から飛行機で到着するタイ人のため国家検疫施設を閉鎖する方向で調整中とのこと。


 7月1日以降、航空旅行者は代替施設での滞在費用を支払う必要があります。政府原案では、医療費/検査費用等のみ政府負担とする案、すなわち宿泊代と食費は旅行者負担で調整中です。


 国家安全保障会議の事務局長は、「国家検疫システムを乱用し、繰り返し出入りした多くの人々によって変更が必要になった」と述べました。人によっては 10 回もの海外旅行に出かけた場合もあり、国に不必要な経済的負担を強いたとのこと。
 
 なお、国家検疫施設廃止は飛行機でのタイ人帰国者のみを対象とし、陸路の検疫施設は残存されるようです。


 当初は、海外でのCovid-19蔓延に対して、自国民を安全に帰国させるという主旨で、自国民専用便のみを運行したり、国家検疫施設費用が無料であったと思います。


 SNSでの記事を見る限り、政府の渡航自粛に従わず、Covid-19下においても他国との行き来をそのまま続けている者がいるようです、、、まさに国に不必要な経済負担を強いている者がいるわけで、タイのタイ人に対する施策なので、特にとやかく言う筋合いではありませんが、国家検疫施設の廃止は至極当然だよな、、、と思います。