北緯13度
今朝、3時ごろに目が覚めて、タイの緯度って、何度?
星空撮影のために、簡易赤道儀を購入しましたが、赤道儀を機能させるためには、
撮影のたびに極軸合わせが必要になります。
https://www.clearnotebooks.com/ja/questions/673780
夜空は極軸(天の北極と現在地を結んだ線)周りに廻っているように見えるため、
赤道儀を極軸に合わせて、極軸周りにカメラを回せば、星を固定させて写真が撮れます。
簡易赤道儀には「覗き穴」がついていて、穴から覗いた時に北極星が見えるように
セットします。
東京の緯度は35.7度です。表題、パタヤは北緯13度です。
東京の緯度が35.7度ということは、北極星を見上げた時、仰角35.7度で見えるという
ことで、同じように、パタヤでは仰角13度で北極星が見えることになります。
東京で見る北極星のおよそ1/3の高さで、パタヤで北極星が見えることになります。
覗き穴から覗き込む作業自体は、仰角が小さいければ小さいほど水平に近く、
自然な体勢で覗き込めるので、楽な作業姿勢になります。
午前3時に目が覚めたのは、その反作用というようなものに気が付いたからです。
仰角が小さいということは、観測地の北側にちょっとした林でもあれば、それに
北極星が隠れてしまい、赤道儀がセッティングできないことになります。
仰角13度って、どれくらい?
今朝も朝5時半に起きだして、鳥見に行きました。
その道すがら、北極星はもう見えない時間帯ですが、
北極星の高さは何となく体感で記憶しており、腕を斜めに伸ばしてみて、こんな感じ?と
仰角13度はとてつもなく低いというわけではないようですが、
それなりに配慮しないとダメだな、、、と。
星を見る場所の設定の第一は、南が開けていることです。
これは北半球に住む者にとって、北極回りの星々は1年じゅう見えますが、
南の空に見える星々は、冬には冬の星座、夏には夏の星座しか見えないので、
半年ぶりの星々を十分に観測するためには、南側が開けていないとダメだからです。
タイで星を見ようとすると、北側、少なくとも真北の方角に山や林があってはダメだと、
改めて理解したところです。
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