タイランド湾を見て暮らす・パタヤコージーライフ

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自動導入/追尾経緯台

 天体望遠鏡を支える架台には赤道儀と経緯台があり、一般に赤道儀の方が構造が複雑、経緯台の方が構造が簡単です。
 赤道儀は構造が複雑ですが、一旦、極軸を合わせてしまえば、あとは星の日周運動には経
度方向に動かしていけばいいだけです。
 対して経緯台は常に経度方向/緯度方向の2軸で動かす必要があります。
 ということで費用的には機構の複雑度合いを反映して、赤道儀>経緯台となります。


 星の日周運動を追尾したり、自動で望遠鏡の視野の中に星を導入できる機構が、最近の望
遠鏡にはオプションでついています。従前は赤道儀のみが対応していましたが技術の進歩が
あり、2軸で動かさないとダメな経緯台にも、自動導入/自動追尾機構が備わる機材も出てき
ています。 


 昔天文少年の頃は赤道儀を使っていました。ただしうまく使いこなせませんでした。
 大学時代には経緯台を自作して星を見ていました。星を見るには経緯台で十分です。
 ただし、星雲や星団という小さな天体を望遠鏡に入れるのは大変なので、それが面倒で、
星から遠ざかったともいえると思います、、、ですので、星雲星団をボタン一つで自動導入で
きる経緯台があるのなら使ってみたいと思います。


 

 上記、同じメーカが出している経緯台です。
 よく見ると望遠鏡の取付が違っています。
 左は望遠鏡が重心近くに来るように、内側に付けています。
 右は望遠鏡を経緯台の外側に付けています、、、重心が外れる側です。


 安定性だけからいえば左がよいのですが、鏡筒が台に当たって、天頂付近に望遠鏡を向け
られません。右は天頂に向きます。


 現時点では、将来的な拡張性を考えて、右のタイプで購入を検討しています。

https://www.kyoei-osaka.jp/SHOP/kyoei-azgtin-weightshuft20-200mm.html


 ちなみにこれは、ある望遠鏡パーツ販売店からの借用写真。
 左右のバランスを取るだけなら、こういう部品もありますよという記事
 (ただし、メーカ保証対象外)