タイ最初のサル痘患者となったナイジェリア人はプーケットの病院で検査を受けた後、
自分のコンドミニアムで検査結果を待っている時、コンドを抜け出し逃亡したようです。　

　ナイジェリア人は不法滞在であったようで、プーケット内にとどまると訴追されると
考え、逃亡した模様。

　発表ではタイを陸路北上、プーケットから1100㎞離れたタイ東部サケーオ県まで移動、
狭い川が国境線となっている箇所を泳いで越境、カンボジア側に逃亡したとのこと。
　携帯電話の電波で移動経路が確認できたとのこと。

　現在、ナイジェリア人はカンボジア、シアヌークビル方面に逃走中で、タイ当局は、
カンボジア警察と連携して捜査に当たっているとのこと。

　仮にカンボジアでこのナイジェリア人が逮捕されたとして(不法入国等の疑い）、
タイに移送されるのか、カンボジアで治療/処分されるのか､､､

　その際、このナイジェリア人はタイでの感染者としてカウントされるのか、カンボジアで
の感染者なのか、タイの感染ステータスがどうなるのかが、気になる点。

　日本入国などの際に、感染国からの入国と見なされると、一段厳しい検査や手続きが必要となる可能性があり、身勝手ではありますが、その辺が非常に心配な点です。