Google翻訳、しっかりして欲しい
「タイ早稲田日本語学校」という組織のTwitterをフォローしていて、毎日、多分日常では絶対に使わないようなタイ語を読んでいます。
タイ語って、日本語における漢字の語彙のように、各パーツの組み合わせで出来ています。
例えば冒頭の不明朗ですが、
ความ は後ろに続く一連の単語を名詞化する言葉です。
ไม่ は否定の意味。一般的に用いられています。
ชัด は「はっきりとした」という意味
เจน は、この単語だけでは別の意味なってしまいますが、ชัดเจน と前のชัดと組み合わされて、「はっきりとした」という意味になります。タイ語は1音節が短く、同じ発音でも別の意味がたくさんあるので、ชัดでも通じる言葉にเจนを付けて、より明確に意味を伝えようとします。
などと、Google翻訳を使って、一単語ごと分解し、意味を見ていくと、何となく単語を理解したかなと思うわけです。
ところが、4番目のความไม่มีอคติに至って、
ความไม่มีอคติをGoogle翻訳で訳すと、英語だとPrejudice、日本語だと偏見と出てきます。真反対の意味が提示されます。
タイ語の方を一単語ずつ分解していくと、
ความ+ไม่+มี+อคติ=名詞の意味+否定+持つ(orある)+偏見(bias)
となり、「偏見を持たないこと」=客観性となります。
明らかにGoogle翻訳(GoogleTranslate)が間違えているようです。
英語翻訳はいろいろなアプリがありますが、タイ語翻訳はほぼGoogle一択なので、Googleしっかりしてよ、という気持ちです。

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