昨晩の金星
昨夕は、朧月夜ではありませんが、朧金星という感じの空模様でした。
暦的にいうと6/4が金星の東方最大離角でした。
すなわち見かけ上、金星が東側に一番離れる時で「半月」に見える状態でした。
それから10日ほど経ち、金星は細い三日月状になり、8/13が内合で地球金星太陽が一直線に並びます。
これはΦ102㎜に前回一時帰国で持ち帰った天体カメラを直焦点で撮影しました。
サイズ変えずに余分なところをトリミングした画像です。
惑星用カメラなので余計なことをしなくてもそれなりの大きさに移ります。
2倍なり3倍のバローレンズを使えば単純にこの2倍、3倍の画像になります。
昨晩、金星は雲の中に消えてしまったので、拡大写真は次回以降。
面倒なので、赤道儀を適当に北に向け、Go To Venusと指示して、それからは手動導入。
iPad内のアプリから「プレートソルビング」、望遠鏡の視野内に写っている恒星の位置から望遠鏡が向いている位置を推定し指定方向に望遠鏡を向ける方法を試しましたが、うまくいかず、、、
そもそもピントが合っていないので、金星はボアッと明るい火の玉状態であり、他の恒星はピンボケで恒星の点像になっておらず、星図情報と比較するプレートソルビングは出来ない状態でした。
逆に画面の半分くらいまで金星がボアッと広がっているので、画面外にあっても金星方向が何となく明るいので、それを頼りに視野中心に入れ、遅ればせながらピント調整。
写真中央にある赤いタバコ箱がASIAIR Plus。この望遠鏡の前線本部かつ補給廠です。
操作はiPadで行い、iPadからのwifi経由の指示を受けて、カメラのシャッターを切るなどカメラ操作と、赤道儀の自動導入自動追尾操作を指示します。合わせて冷却カメラ等への給電も電流をコントロールしながら給電します。
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